まず最初に自分として耳を育てるということを長期的なものだと考えていたため、
いつまでにここまで達成するというような
目標を最初から持たずに取り組んだことが良い結果につながった前提になったと思っています。

＝受講前にご確認頂いた「イヤトレの初日に向けて」でご説明した通り
学習する脳に余計な負担を掛けない事が成功の鍵となります。
その心掛けを最後まで貫いて頂けた事に感謝致します。

自分はこれまでの音楽経験の中でヴォーカルや曲作りをしてきたのですが、
歌うときのピッチへの意識や自分の曲の厳密な表現力につながるような音の捉え方ではなく、
非常に感覚的なものとして精度を考えずにいました。

＝結果的に作品に仕上げるという段になると現実的に表現の精度が求められます。
では、どうやって具体的に精度を高めていくか？について
脳が求める必然が生み出す進化の順に誘い、アドバイスを行いました。

自分の作品を試しにレコーディングしてみたところ
ピッチの甘さに頭を抱えてしまったことがきっかけでレッスンを開始したのですが、
はじめに書いたように自分に何かを課すようなことをせずただただ脳が音に反応するのを待ちました。

＝はい。それが一番効きます。
つまり、「自分のこだわりの音感」が獲得できる様に管理して行きました。

最初の段階でかなり時間を要しましたが、特に気負うことなく継続した結果、自分でも驚くような結果につながりました。

＝よかったですね、これはひとえにご自身の自分の心に素直な姿勢が成功を導いた訳です。


途中からは鼻歌でメロディー創作をしたときに、
通常のイヤートレーニングよりもピッチが良いことを先生に気付いていただいたこと、

＝はい。これは、３０年以上sonicをやっていますが、目から鱗の不思議で驚きな瞬間でした！　祝。

またメロディー制作が歌唱とともに自分の最も力を入れたいものであったことをベースに、
プログラムは創作したメロディーを先生に瞬時に階名に変換していただき歌うことで音感を身に付けるというスタイルに形を変えました。

＝はい。全て翻訳します。場合によってはご本人が抱く階名と全く違うところで唄っていた事もこれで実感して頂ける訳で
まさに一石二鳥だと思い、興奮したのを覚えています。

この形は自分にはジャストフィットで、
メロディーを作りながら自分が好きな音やあまり使えていない音、
そしてどう使っていいかよくわかっていない音などが如実に示され、

＝はい。そういう事になります。
定番の音に反応するイヤトレよりも現実的な言わば
音を創作する実技イヤトレへとクロスオーバーして行きましたね、祝！

最終的にはそれらも使用して納得のいくメロディーの創作ができるところまで導いて頂きました。

＝驚きです。しかも、やっている内に　こだわりの鼻唄が階名に代わり、
しかも自分の内から湧いたこだわりのメロディーなので心から唄え、
結果ジャストミートなピッチで唄っている。この相乗効果も理想的な姿だなと思いました。

メロディーを作ることをしながら音感も良くなるという私にとってはまさに一石二鳥のプログラムだったと思います。

＝あ～同じことを思っていらっしゃったのですね、それは良かったです。
正に選手とコーチのベストチームワークから生まれたベストルーティンだと思います。

感覚から入っていけること、創作なので正解も不正解もなく没入感を持って取り組むことができること、

＝ここが凄いですねっ！
ご自身の感覚、
つまり秘められた才能を非破壊の姿で現実の作品として記録出来るのですから至福ですね、祝！


メロディー創作にも非常に良い効果があること、
などを含めメロディメイキングを楽しく育てていくような新たなタイプのイヤートレーニングで、

＝でしたね、潜在的に持ち合わせた才能を
そのままの姿で何も破壊せずに現実の世界に鼻唄で出してから翻訳してもらう。。
なので、これが正にストレスフリーの究極な姿だと思いました。祝！

実際レッスン中に曲の骨組みが出来上がることも体験できました。

＝ですね、一緒にやっていて楽しくて仕方ありませんねっ！創作は楽しい！

そのようなプログラムの誕生に自分も関われたことを嬉しく思います。